食欲の秋ですね。
今回は10月末の『 鮭祭り 』のお話です。
< 鮭さばき >
「どっちがオスでどっちがメスだろう?」
よく見ると、顔の形も色も違いますね。
ここから理事長が鮭をさばいていきます。
「うわぁ、、なんか出てきた、、、」内臓を見て驚いている声が上がりますが、さばいていくとお店で見るような ” 切り身 ” の状態に。
「お腹から卵が出てきたから、こっちがおかあさんだよね?」
また、背骨を切る時、耳を澄ますと「ギリギリギリギリ、、、」と骨が切れる音が聞こえます。
卵巣から卵を取り出していくと、
「あ、イクラだ!お寿司屋さんで見たことあるよ」
「イクラって鮭の卵だったんだね」
と、鮭とイクラが繋がったようですね。
” 鮭さばき ” が終わった後、年長さんがイクラを数えました。
片方の ” 卵巣 ” からは、1477個。
つまり一匹の鮭のお腹には約2.954個の卵が入っているんですね。
普段何気なく食べている鮭。
切り身になっていったり、イクラが出てくる様子を見ていく中で、『 命をいただいている 』ことが実感できます。
~「いただきます」(命をいただく)・「ごちそうさま」(命をありがとう)~
< ちゃんちゃん焼き >
外ではバーベキューコンロで ” ちゃんちゃん焼き ” 作り。
鮭を鉄板にのせ、野菜で蓋をし、
お味噌を入れた後、鉄板に布団( アルミホイル )を被せます。
良い匂いが立ち込める園庭。
匂いを嗅ぎ、期待膨らみつつ、お腹が空くまで遊びへと出かけました。
< 鮭汁 >
鮭汁作りは、まず年長さんが野菜を切っていきました。
さばいた鮭の骨で出汁をとった釜へ。
こちらも煙と共に美味しい香りが舞っています。
< お昼ごはん >
いよいよ楽しみなお昼ご飯。
天気が良かったので、園庭でいただきましたよ。
(天気良すぎて途中から暑くなり、10月下旬とは思えない園庭でした、、)
鮭汁の中から大きな鮭の背骨を見つけ、「当たりだ~!!」と喜びの声も聞こえてきましたよ。