今年度2回目のお泊り保育、しかも泊まる場所は園外。『 養沢センター 』
「あと何回寝たらお泊り保育だね!」
そんな期待と、ちょっと不安な声が聞こえてくる中、お泊り保育当日を迎えました。
今回は一日目のお話です。
朝、小さいクラスのお友達、お父さんお母さんたちに見送られながらバスが出発。
最初に目指すあきるの市。移動時間は約一時間半。「まだ着かないの??」となりつつも、近くのお友達同士で“しりとり”をしたり、みんなでお歌を歌ったり、前日お誕生日だったお友達の“誕生会”をして過ごしましたよ。
< 金毘羅山 >
今日登る山は “ 金毘羅山 ”。五日市市役所にバスを停めさせていただき、歩いて登山口へ。
9月中旬とは思えないほどの猛暑。登山口まで歩くだけでも汗びっしょりで、“これから登りが始まるのか”というような空気感が漂っていました。
しっかり水分補給をし、山登り開始。
やはり山の中は日差しが遮られ、暑さが和らぎ歩きやすいですが、金毘羅山の序盤は少し急な斜面が続くので、徐々に口数も減り、一歩一歩踏みしめて登ります。
この夏は暑さが厳しく、6月の園内お泊り保育以降、(プール遊び以外)ほとんど戸外で遊ぶことが無く、冷房にもあたり、体力、持久力共に大きく落ちてしまった為、「もう疲れた」という声も聞こえてきましたが、
途中の見晴らしが良い場所へ着き、「もうひと頑張りだよ」と “ よし ” と気持ちが入り、頂上まで頑張りました。
頂上付近にある東屋は一番見晴らしが良く、みんなで息を合わせて
「やっほー!!」と言いましたよ。
お家の方に作ってもらったお弁当を食べ、食後、東屋付近で虫探し。
大きいトノサマバッタが飛んできて、大人のお尻にくっついたり、帽子を網代わりにして捕まえたりしてから下山しました。
再びバスの移動。
< 宿泊場所 ” 養沢センター ” 到着 >
自分の重いバックを持って階段を登り、養沢センターの方に挨拶をしてから、みんなで泊まる二階の部屋へ。
お弁当箱、水筒を洗い終えたら、
< マス掴み >
次は今晩の夕飯でいただく“マス”を掴みに、近くの川へ。
澄んだ川の水へ入っていくと、マスが一斉に散っていき、そのスピードも速い。
そして、それを追いかける程、水が濁ってしまってマスが全く見えなくなります。
「一回みんなで止まろう!水が綺麗になったらゆっくり動いて近づこう!」という作戦を決行。
次第に「捕まえたよ!!」と言う声がたくさん聞こえてきました。
< 生活 >
川で濡れ、そのままお風呂へ。
頭、体を自分で洗いますが、体はボディーソープではありません。タオルを濡らし、石鹼を擦って泡立て、ゴシゴシ。使い終わったらまた桶でタオルを濯いで絞ります。絞るのも普段雑巾がけをしている経験が活かされていますよ。
入浴を終え、荷物の整理。
明日必要な物はリュックへ。汚れ物など必要のない物は大きいバックへと、まず自分で考えて整理していきます。
夕食。いろいろなおかずを用意していただきましたが、一番は何と言ってもみんなで捕まえたマス。
「どうやって食べればいいかな?」と言いつつ身をほぐしている隣で、大胆にかぶりついているお友達も。
たくさん食べるはやぶさ組です。
夕飯、歯磨きも終えるのが予定より早く、みんなで星を眺めに外に出ました。
全員で手を繋ぎ、わらべうた遊びや、リズム遊びの時に遊んでいる遊びをして穏やかな気持ちになり、
布団を敷いて、
おやすみなさい。