皆様からご協力頂いた ” 玉葱の皮 ” を使用し、先日、年長クラスの ” Tシャツ染め ” ができました。
たくさんのご協力ありがとうございました!
< 下準備 >
まず最初にTシャツを ” 豆乳 ” に浸し、『 濃染処理 』(しっかりと染まるようにする行程)をしていきます。
豆乳を投入。
全体が浸かるようにしなければ、染めた後にムラが出てしまうため、一枚一枚しっかりと確認。
濯いだ後、一度乾かします。
< たまねぎ染め >
Tシャツが渇いた翌日、釜土で ” 玉葱の皮 ” をグツグツ。
その間にみんなで、Tシャツに模様をつける為に ” しぼり ” をやっていきます。
ビー玉や短く切った割り箸をTシャツの内側に入れ、大小ある輪ゴムを選んでグルグルと絞っていくのですが、きつく輪ゴムを巻いていくのが難しい。
自分で考えて入れたビー玉で「どんな模様になるのかな」とワクワクです。
さて、煮ていた釜土の方は、
色濃い『 染色液 』へとなりました。
そこへ、みんなが絞りを入れたTシャツを入れます。
少し煮て、後は余熱で浸しておきます。
良い色に染まりましたね!
しかし、これで終わりではありません。
< 媒染 >
釜から出したTシャツを媒染液に浸けます。
※ 媒染(染料を繊維に定着させる工程)
※ 媒染の種類によって仕上がりがまた一味違ってきますよ
今回は ” 鉄 ” を使った ” 媒染液 ” で、少し浸けました。
取り出し、
濯いだ後、最後にしぼりを外していきます。
きつく巻いていった輪ゴムは、濡れていることもあって、取り外しが更に難しいですが、一ヶ所外す度に模様が出て驚きの声が出ます。
< 完成 >
最後に、Tシャツの肩の部分に、保護者の方からのエールを込め、お子さんの名前を刺繍していただきますよ。
明日はいよいよ運動会!