そよかぜ保育園では、『 こどもの日の会  鯉つかみ・鯉さばき 』、『 鮭祭り 』、『 さんまパーティー 』と、切り身ではなく命ある魚をいただいていることを感じる ” 本物に触れる ” ことを大切にした行事があります。

こどもの日の会(2024年度)

鮭祭り(2023年度)

 

 

そよかぜのお昼ご飯には、たくさんのお魚が出てきていますが、” もっと様々なお魚に触れてみよう ” と、初めて魚の日という行事を、8月下旬に行いました。

今回捌くお魚たちは、

  トビウオカンパチイカ

 

6月より、玄関先にきょうのおさかな という、実物大 の魚の写真や絵を掲示していたり、

時折、魚屋さんが捌く前のお魚を持ってきてくださったりしている為、お魚に触れる機会がたくさんありますが、今回はトビウオイカなど普段園では食べないお魚たちもいて、喜びの声が聞こえてきました。

トビウオの胸ビレ、腹ビレが非常に大きいですが、正面から見るとより ” 飛行体 ” に見えて、100m以上も飛べることに納得がいきますね。

 

 ※ 今週配布した園便り(2024年9月号)に載せてありますが、魚たちの名前の由来です。

水から出すとすぐに弱ってしまうこと(傷みが早い)から、「弱い」いう漢字が当てられたようです。今回はその場で叩いてつみれに。つみれ汁にして食べました。

:アジの一番美味しい季節が旧暦の三月ということで漢字の「参」を使った、「美味しくて参ってしまう」ことから「参」という漢字を使ったという説もあります。

トビウオ:海面から飛び出して胸ビレ(これが羽のように見える)を広げて滑空することからこう呼ばれています。捌く前に胸ビレを広げて見せると、子どもたちの目がますます輝きました。

カンパチ:正面から顔を見ると数字の「八」のような模様が眉間にあることから「間八」と呼ばれるようになったとのことです。成長過程で名前が変わり、ショッコ → シオゴ → アカハナ → カンパチ となります。カンパチは給食でもよく登場するお馴染みの魚。塩焼きにして美味しくいただきました。

イカ:漢字では「烏賊」と書きます。イカは危険を察知すると、烏のように黒い墨を吐いて逃げる習性に由来していると言われています。網の上で焼くと、途端にクルンと丸くなり、皆不思議そうに見ていました。

 

 

捌いた後は、バーベキューコンロで焼きました。

のつみれを入れた ” つみれ汁 ” は、釜土で作りたかったのですが、天候もあまり良くなかった為できず残念、、、。

 

お昼ご飯は『 カンパチの藻塩焼き 』でした。

 

捌いた他の魚たちも少しずつお味見。

※写真のお皿には突然、秋刀魚も混じっています

 

降園時、お迎えにきた保護者の方に、玄関先に掲示した写真を見ながら、子どもたちが今日の様子をお話ししている声がたくさん聞かれていましたよ。